【向き合えるがどうか】が学力アップのカギ

いろんなお子さんを見てきましたが、学力の伸び率が高い子もいれば鈍い子もいます。
この差はどこからくるのでしょう?
1つのキーワードに【向き合えるかどうか」というのがあると思います。
勉強していれば多かれ少なかれ、当然分からないことにぶち当たります。
その時、ちゃんとそこに向き合えるかどうか?
実はこれ、大人も同様です。
私は人事部長時代に人の動き、仕事ぶりをたくさん見てきましたが、とにかくここなんです。
重視したいのは、いかに【向き合って】【自立的に】動くことができるか?
そしてそれを助けるのが能力です。
例えば、
もともとの地頭の良さ0 + 向き合う力10 =達成力10
もともとの地頭の良さ10 + 向き合う力0 =達成力10
で達成力10になるのは同じです。
生まれつき頭の良い子は向き合わなくてもできてしまうことが多いです。
しかし、向き合わないとやはり伸び率は鈍化していきます。
なので実際は生まれつきの頭の良さを除けば
【学力と向き合う力はおおむね比例する】と考えることができると思います。
あなたのお子さんには【向き合う力】はありますか?
なかなか短期間で身に着くものではありませんが…。
学校や塾が個人ではなく、複数人に向けた授業をしており、
親も目先のテストの点数や評価だけにとらわれていればどうしても
【できない問題を無理やりやらせる】という非効率が生まれますし、
【向き合う力】をじっくり身に着ける機会も奪われていきます。
ここに個別指導として費用をかけるのか、
家庭学習を中心に何とか安価で済ませながら同時に向き合う力をつけていくのか。
私たちがおすすめしている「すらら」もそうですが、今は安価で質の良い教材が
たくさんありますからね。
お子さんの資質、性格を見極めながら選択していく必要があると思います。