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​10年後には塾はなくなると本気で思っています。

起業した5年前から本気でそう考えていました。

もちろん、今の形式の塾の話ですが、生き残る塾や賢い消費者は少しずつ気付いているはずです。

もう少し言います。

欧米諸国では日本のような学習塾はないと聞いています。

一方で、中国、韓国、インドのような一部のアジア諸国では今まさに学習塾熱が高いと言われています。

日本では、徐々に欧米諸国に近づいてきていると思っています。

その理由としては、実力主義が文化的にも浸透しているかどうか?

日本では、終身雇用をゴールに、それに伴っての年功序列、そのための新卒大量採用・・・

大量な処理をする新卒採用では、合理化を考え、当然に学歴フィルタリングが発生します。

つまり、持っている学歴によって、生涯年収が決まってしまう時代だったと言えます。

そのために、どんなことをしても【高学歴】を目指すのが合理的であり、当然の結論でした。

しかし、今や終身雇用は崩れ、転職が一般化してきました。

私は数千という履歴書を見るたびに、この人は何のために、こんなに高学歴なんだろう、と思うことが良くありました。

ポテンシャルを合理的に重視せざるを得ない新卒採用では、学歴は極めて重要な指標の一つでしたが、転職市場においては学歴よりもむしろ職歴です。

そうなると、以前ほど、学歴ありきではなくなってきています。

確かに学歴の高さは、到達するステージの高さに直結しますが、そのステージで活躍できるかは、まったく別の要素となります。

10年後に偏差値だけのことを考えている塾はなくなっているかもしれません。

​そして、その際、お客様が求めているのは、現在既に気づいている人は気づいている、それ以外の要素だと考えて日々の塾運営をしています。

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